強迫性障害(強迫神経症とも言う)は同じ行為を繰り返してしまう強迫行為と、
同じ思考を繰り返してしまう強迫観念からなるものです。

私のところにはにも強迫観念で苦しんでいる方のご相談が
多くあります。

例えば、事故で大怪我をされた方で、顔の細かい傷の跡が他人には
ほとんどわからないほど回復しているにもかかわらず、ついつい気になって
1日に何十回も鏡をみたり、傷の部分をさわってしまうという方からの
ご相談がありました。

ご本人は「もう気にするのはやめよう」と思っているらしいのですが、
気にしないように意識しても、頭の中でどんどん膨らんでくる感覚に
なるそうです。

この方の場合、何度かカウンセリングを受けて頂いたことで、
傷の跡に関する意識が変化し、ほとんど気にならないように
なったそうです。

但し、複合的な精神疾患と症状を抱えている方で、強迫観念がある方の
場合、克服するのはなかなか厳しいのが正直なところです。

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