統合失調症の方で、エビリファイというお薬を処方されている方が多くいらっしゃると
思いますが、私のクライアントの方でもたまに飲んでいるという方のお話を聞くことがあります。
下記URLのニュースを読んで今さら知ったのですが、エビリファイって大塚製薬が開発していたんですね。
大塚製薬といえば、私のイメージでは食品のほうのイメージで、オロナミンCとかポカリスエット、
カロリーメイトとかだったんですが、エビリファイのような精神病の医薬品も主力商品のようです。
さらに驚いたのは、大塚グループの13年度の売上高1兆4528億円のうち、エビリファイで全体の4割
を占める5757億円も売上ているらしいのです。
エビリファイの売上の8割は米国のようですが・・・
で、そのエビリファイの特許がもうすぐ切れるそうで、そうなるとエビリファイのジェネリックとか
もそのうち出てきたりするのかも知れませんが、大塚さんはブレクスピプラゾールという新薬を
開発中でもうすぐ認可の見込みっぽいらしいですが、エビリファイの特許切れによる業績の落ち込みを
その新薬でカバーするのだそうです。
まあ、製薬メーカーも新薬の開発に莫大な投資をされているかと思いますので、特許があるうちに
できるだけ利益をあげようとする考えがあるのだと思いますが、本当に薬の効果がどれだけあったのか
・・・
なんか、ふと思ったのがパチンコ業界の図式。
パチンコ台メーカー(=医薬品メーカー)→パチンコ店(=病院)→パチンコ客(患者)
力関係と儲けの額の図式も結局同じような感じでしょうか。
<大塚・5カ年中期計画 エビリファイ特許切れ後 抗精神病薬ブレクスピプラゾールなど新薬群で再成長>
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/49423/Default.aspx
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