昨年10月大阪吹田市で、重度の知的障害で難病も患った長女を殺害したとして、殺人罪に問われた母親の裁判員裁判の判決公判が出たそうで、母親は心神喪失状態にあったということで、無罪が言い渡されたそうです。
このニュース記事で気になったというか、驚いたのは、心神喪失で無罪になったことではなく、
殺人罪に問われた裁判員裁判で既に6人が無罪を言い渡されているそうなのです。
(但し、心神喪失での無罪は本件のみ)
裁判員制度は2009年に始まったようですので、既に5年近く経ってはいるのですが、
ついこの間始まった制度という感覚だったので、既に6人も殺人罪に問われた事案が
無罪の判決が出るというのは驚きました。
もし、裁判員裁判じゃなかったら、これらの事案は無罪になっていたのでしょうか?
私は刑法や裁判のことはあまり詳しくないのですが、裁判員裁判のほうが
無罪になる可能性が高いのでしょうか?
実際、裁判員制度が始まる前と後で、同じような事案の判例がどのように
なったかのデータってないのでしょうかね。
<裁判員裁判で初の心神喪失「無罪」…重度の知的障害と難病患う29歳長女殺害の母親に>
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140903/waf14090317110031-n1.htm
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